商品説明
スタフレックスケーブルは、高周波特性に優れかつ柔軟性に富んだマイクロウェーブ用同軸ケーブルアセンブリです。
高周波計測用または機器間接続用としてご利用頂けます。
表示以外のケーブル長もお気軽にお問い合わせください。
スタフレックスケーブルは、高周波特性に優れかつ柔軟性に富んだマイクロウェーブ用同軸ケーブルアセンブリです。
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■ ケーブルアセンブリの表記方法
N(P) - SMA(P) - ** - STF358(1) (2) (3) (4)
(1)片端コネクタがN(P)であることを示します。■ 仕様
項目 | 仕様値 | |||
N(P)-SMA(P)-50-STF358 | N(P)-SMA(P)-100-STF358 | N(P)-SMA(P)-150-STF358 | N(P)-SMA(P)-200-STF358 | |
同軸ケーブル長 (片端N型、片端SMA型コネクタを含む) | 50cm | 100cm | 150cm | 200cm |
周波数範囲 | DC-18GHz | |||
挿入損失(dB/m) | 1.12 | 1.90 | 2.68 | 3.46 |
VSWR | 1.3以下 | |||
特性インピーダンス | 50Ω | |||
耐電圧 | 1000V AC(1分間) | |||
絶縁抵抗 | 1000MΩ以上(500V DC) | |||
両端コネクタ | N-P、SMA-P | |||
同軸ケーブル | STF358 | |||
ケーブル外皮材料 | FEP | |||
ケーブル外径(mm) | 4.1 |
同軸ケーブルとは、正式名称を高周波同軸ケーブルと呼ぶように、高周波信号を効率良く負荷側に伝送する目的で利用されています。『効率良く』とは、信号源の電力が負荷側に伝送ロスを最小にして、負荷側で反射が生じない条件で伝送するということなのです。
ある分布定数線路(無限線路を想定)には、均一に存在する固有のL,C,Rで構成されているとします。その線路での特性インピーダンスZ0は伝送損失がないと仮定すればZ0=(L/C)1/2であり、周波数に関係なく一定の値です。単位はΩ(オーム)となります。この特性インピーダンスは分布定数線路のどこから見ても同じ値となります。
信号源から負荷側に、最大電力を伝送するための条件は、負荷側で反射を生じさせないこと、即ち、信号源インピーダンスと負荷側のインピーダンスが等しいことが必要です。ところが、信号を伝送するためには、信号源と負荷の間に伝送線路が必要であるため、この伝送線路も同じ値の特性インピーダンス線路を使用する必要があります。これをインピーダンス整合、またはインピーダンスマッチングと呼んでいます。
幸い、上記理由から、分布定数線路は周波数に関係なく、何処を切っても同じ特性インピーダンスなので、何Ωのインピーダンスマッチングをするかを決めれば、どういう伝送線路を使用するかが決まります。