商品説明
ロータリ型可変減衰器は、高性能ステップ型可変減衰器です。減衰器を構成する3つの抵抗素子が内部で同時に可変し、全可変範囲において整合の取れる構造となっております。
機器組込用や製造現場でのレベルの微調整用など、幅広い用途でご使用頂けます。
反時計方向に回すと減衰量が増加します。
周波数範囲:DC~2.0GHz
最大減衰量:20dB(10dBステップ 0~20dB)" />
ロータリ型可変減衰器は、高性能ステップ型可変減衰器です。減衰器を構成する3つの抵抗素子が内部で同時に可変し、全可変範囲において整合の取れる構造となっております。
機器組込用や製造現場でのレベルの微調整用など、幅広い用途でご使用頂けます。
項目 | 仕様値 |
特性インピーダンス | 50Ω |
接続コネクタ | SMA-R |
周波数範囲 | DC~2.0GHz |
最大減衰量 10dBステップ | 20dB 0~20dB |
挿入損失 | 0.2dB以下 |
最大入力電力 | 0.25W |
VSWR | 1.25以下 |
精度 | ±0.2(10dB) ±0.6(20dB) |
減衰量回転方向 | 反時計方向に回して増加 |
可変減衰器は、固定減衰器を組み合わせて、スイッチやリレーを組み合わせて、任意の減衰量を得られるようにしたまのです。また、抵抗値そのものを変化させて減衰量を可変させるものもあります。
ロータリー可変形型
回転式ロータリースイッチの中に減衰器を組み込み、スイッチを切換える事により減衰量を調整します。
1~10dBの可変型であれば、10切換えロータリースイッチの中のそれぞれのセクションに1,2,3・・・10dBの減衰器を侵入し切換えるという、シンプルな構造です。手動切換えの測定器や、SGの中に組み込まれたりしています。次に説明するデジタル可変式のようにセクション数が増加すると0dB時の残留挿入損失が増えるということがないのが利点です。
一方、ひとつの切換えセクションで所定の減衰量を得るため100dBといった高い減衰量の物を作るのは難しくなります。
例えば60dBのアイソレーションしかないスイッチでは60dB以上の減衰量を得ることはできません。
スイッチのアイソレーションは、減衰量の20dB程度以上はないと精度が悪くなるでしょう。