時計方向に回すと減衰量が増加します。
周波数範囲:DC~2.0GHz
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STP111

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製品タイプ SMA型
形状 SMA
特性インピーダンス 50Ω
コネクタ形状 レセプタクル /
商品説明

ロータリ型可変減衰器は、高性能ステップ型可変減衰器です。減衰器を構成する3つの抵抗素子が内部で同時に可変し、全可変範囲において整合の取れる構造となっております。
機器組込用や製造現場でのレベルの微調整用など、幅広い用途でご使用頂けます。

商品特長

 項目  仕様値
 特性インピーダンス 50Ω
 接続コネクタ SMA-R
 周波数範囲 DC~2.0GHz
 最大減衰量
 10dBステップ
 20dB
 0~20dB
 挿入損失 0.2dB以下
 最大入力電力 0.25W
 VSWR 1.25以下
 精度 ±0.2dB(10dB)
 ±0.6dB(20dB)
 減衰量回転方向 時計方向に回して増加
※意匠、仕様等については、予告なく変更することがあります。

STP111
高周波豆知識

可変減衰器は、固定減衰器を組み合わせて、スイッチやリレーを組み合わせて、任意の減衰量を得られるようにしたまのです。また、抵抗値そのものを変化させて減衰量を可変させるものもあります。

ロータリー可変形型
 回転式ロータリースイッチの中に減衰器を組み込み、スイッチを切換える事により減衰量を調整します。
 1~10dBの可変型であれば、10切換えロータリースイッチの中のそれぞれのセクションに1,2,3・・・10dBの減衰器を侵入し切換えるという、シンプルな構造です。手動切換えの測定器や、SGの中に組み込まれたりしています。次に説明するデジタル可変式のようにセクション数が増加すると0dB時の残留挿入損失が増えるということがないのが利点です。
 一方、ひとつの切換えセクションで所定の減衰量を得るため100dBといった高い減衰量の物を作るのは難しくなります。
 例えば60dBのアイソレーションしかないスイッチでは60dB以上の減衰量を得ることはできません。
 スイッチのアイソレーションは、減衰量の20dB程度以上はないと精度が悪くなるでしょう。

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